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コンセプト

森に学ぶ

檜の香り、檜の色に抱かれて湯だまりに。昼間なら頭上からの陽射しで、露天のような陽だまりにほっこりするでしょう。日常に森のエッセンスを持ち込むことで、精神的な豊かさを表現しました。

自然災害に学ぶ

世界の自然災害の被害総額の約15%が日本で発生しているという事実を受けて、逆に私たちは災害に学ぶ住まいのあり方を世界に発信するべきだと考えています。いざという時、肥満体質の住宅ではいくら自然エネルギーを活用しても足りません。太陽光発電の併用、ガスの発電、LED照明や高気密・高断熱による省エネルギー住宅とライフラインの結合、そして自然エネルギーの活用の準備は、これからの住宅に重要だと考えます。

軒に学ぶ"

軒の深い日本の家屋は、その意匠的な美しさだけでなく、高い真夏の直射日光を遮りながら風を通し、冬には低い日射を取り入れるという機能的な役目もありました。その軒に学ぶことで、現代の住宅事情に合ったエコ性能の高い窓の取り方を考えました。

御茶屋に学ぶ"

御茶屋のカウンター越しに合わす目線の高さには、お客を見下ろして圧迫感を与えないように、段差をつけた工夫が時折見られます。アイランドキッチンの両側で、段差を設けることで、リビングの床座りでくつろぐ人や、料理のお手伝いをする子供たちの目線の高さを合わせることができます。床座りに相応しい圧迫感を抑えたキッチンのありかたが見えてきました。

緑化と打ち水に学ぶ"

メタフィスハウスの屋上菜園では雨水を利用した散水を行い、ハーブや野菜を育てます。緑化された屋上の一部は遮光と気化熱の効果によって、階下の室温維持に貢献しています。また、収穫した野菜を料理するガーデンキッチンやガーデンソファなども、非日常を上手に取り入れ、能動的な情緒やゆとりを創るエレメントとして、考えています。

自然素材学ぶ

シックハウスの原因はホルムアルデヒトだけではありません。新建材などに含まれる化学物質が除放的に室内を汚染し、高気密の条件と重なりさらにリスクは高まります。墨を引いた無垢の床材、漆喰の壁、炭化コルク、羊毛断熱、木製サッシなどの自然素材に加え、熱交換システムで2時間ごとに全室の空気が入れ替わり、いつも新鮮な空気を守ります。

漆喰に学ぶ

漆喰は化学物質を一切含まない天然素材です。漆喰の施工時に出来る目に見えないほどの空隙は、室内の湿度を調節し、消臭効果もあるので快適な空気環境を作り出します。メタフィスハウスでは、先人の知恵に学び、外装、内装ともに漆喰を採用し、健康的で深呼吸をしたくなるほどの新鮮な空気創りを考えています。

魔法瓶に学ぶ

気密が高いということ、それは空気の対流を防ぎます。室内温度が場所によって異なるのは空気の対流が原因です。気密を高めることにより、足元が冷えたり、ロフトが高温になったりということなく、一定の環境をつくります。熱を逃がさない工夫も大切です。メタフィスハウスでは、次世代省エネ基準で定めるQ値(熱損失量の割合)、C値(相当隙間面積の割合)を大幅に超える性能を達成しました。

昔の木製サッシに学ぶ

真夏の外気温にさらされたアルミサッシの表面温度は室内に届きます。また、真冬の冷気も室内を冷やします。「断熱性能が高い」ということ「室内の熱エネルギーのロスが少ない」ということは、空気を一定に保つことを容易にします。そのため、熱伝導率の低い木製に着目し、昔には無かった高い気密性能や耐候性を求め、木製のメリットと、断熱性能の低いガラスのデメリットを克服し安定した空気環境を実現しました。

カーテンに学ぶ

窓から出入りする熱量を軽減するカーテン。空気の層を作り出し、熱の出入り口を効果的に制御しています。その空気の層の効果を窓ガラスだけで果たすペアガラスは、省エネ促進のあおりでかなり普及が進んでいますが、メタフィスハウスでは、さらにこの空気層をダブルで装備するトリプルガラス(2重の空気層)+高性能ガラスで業界最高レベルを達成。「明るさは欲しい、でも暑さはいらない」-カーテンに学び、カーテンをも不要にする性能を出しています。

京町家の坪庭に学ぶ

1Fのアルコーブには、白壁に囲まれたウッドデッキを設えました。リビングから窓越しに外を見ると、シームレスにフロアーが繋がっているように見えます。アルコーブを構成する左右と天井の白壁が、額縁の役割を果たして、リビングからの視線を上手く制御しています。多株の樫の木も額縁の中の絵の要素なのです。この囲まれた小さな空間に坪庭と同じミニマルな美しさを感じ取ることができます。

公園の水飲み場に学ぶ

子供のころ、遊びの最中に駆け寄った水飲み場。汚れた手を気にすることなく、足元のペダルを踏んで喉を潤しました。キッチンの止水にも同じようなことができれば、皿とスポンジを同時に持つ手には、効果的なはず。メタフィスハウスでは、利便性と節水を同時に果たすフットスイッチの止水ペダルが、選択できます。

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